Narrative を試す
全社会の資料「今月のハイライト」のページ。左に月ごとの棒グラフ、中央に内訳のドーナツ、右に取引先数と解約率の推移が並んでいる(Narrative の作例)

AI つきのワークスペースはどれが向く?5 つを料金と作れるもので比べる

この記事の答えAI つきのワークスペースは「文書と資料を作る場所」(Microsoft 365 Copilot・Google Workspace)と「会話と記録を残す場所」(Notion・Slack・ClickUp)に分かれます。資料まで作るなら前者を、後者は AI が料金に含まれるかで選びます。

公開日 更新日 内容確認日 執筆 Narrative 編集部
要点
  • 資料まで作れるのは Microsoft 365 Copilot と Google Workspace
  • AI が料金に含まれるか別料金かで、1 人あたりの月額が大きく変わる
  • 乗り換えの手間がいちばん高いので、いま社内にある場所から考える

2 つに分けると選びやすい

AI つきのワークスペースは、文書と資料を作る場所と、会話と記録を残す場所に分かれます。前者は Microsoft 365 Copilot と Google Workspace(Gemini)で、PowerPoint やスライドまで作れます。後者は Notion・Slack・ClickUp で、AI は要約・検索・下書きが中心です。

分け方 代表 AI でできること
文書と資料を作る場所 Microsoft 365 Copilot・Google Workspace 資料の下書き・文書の生成・メールの要約
会話と記録を残す場所 Notion・Slack・ClickUp 会議メモ・会話の要約・横断の検索・タスクの自動化

料金の見え方は「AI が含まれるか」で変わる

料金は「AI が含まれるか」で見え方が変わります。Google は 2025 年 1 月に Gemini の AI 機能を Business と Enterprise のエディションへ含め、旧アドオンは購入できなくなりました。Slack は AI をすべての有料プランに組み込み(使える機能はプランで変わります)、Notion AI はビジネス以上です。Microsoft 365 Copilot はライセンスへの上乗せで、Business アドオンは年払いで 1 人月 3,148 円相当。ClickUp の Brain AI は別売りで、年払いで 1 人月 9 ドルです。

製品料金対応AI作り方PowerPoint 出力
Microsoft 365 Copilot¥4,497(1 人・月、税別、年契約)/ Business アドオンは年払いで月 ¥3,148 相当Microsoft 365 CopilotPowerPoint の中で下書きを生成PowerPoint そのもの
Google Workspace(Gemini)Business Starter ¥800 / Standard ¥1,600 / Plus ¥2,500(1 人・月、月契約、税別)GeminiGoogle スライドの中で生成PPTX に書き出し
Notion(Notion AI)フリー / プラス ¥1,650 / ビジネス ¥3,150(1 人・月)Notion AI文書・データベース・会議メモ無し(文書とデータベースが中心)
Slack(Slack AI)フリー / プロ ¥925 / ビジネスプラス ¥1,920(1 人・月、年払い)Slack AI(要約・検索)会話の要約と検索無し(会話の要約と検索が中心)
ClickUp(ClickUp Brain)Unlimited $7 / Business $12(1 人・月、年払い)ClickUp Brain(別料金)タスク・文書・自動化スライドは作れるが、PowerPoint への書き出しの記載なし
各社の公開情報から。確認日 2026-09-16(行ごとの日付は各製品のページに)

乗り換えの前に見る 3 つ

いちばん効くのは「いま社内にあるか」です。ワークスペースの乗り換えは、データと習慣の両方を動かすので、道具の差より高くつきます。次に、資料まで作るか。最後に、AI の費用が含まれるか別かです。

  1. いま社内にあるか。Microsoft 365 なら Copilot、Google なら Gemini から考える
  2. 資料まで作るか。作るなら Microsoft 365 Copilot か Google Workspace
  3. AI の費用。エディションに含まれる(Google Workspace・Slack の有料プラン・Notion ビジネス以上)か、上乗せ(Microsoft 365 Copilot・ClickUp Brain)か

資料づくりとの組み合わせ

ワークスペースの AI で作る資料は、その人の画面で組まれるので、配色や書体は使う人に任されます。チームで揃えたいなら、体裁をサーバーが決める道具を組み合わせます。たとえば会議メモは Notion に残し、そこから提案資料はいつもの AI に頼んで Narrative で会社のデザインに揃える、という分け方です。

全社会の資料の「数字の推移」のページ。月ごとの棒グラフと要点が 1 枚に収まり、グラフは PowerPoint でも数値のまま直せる
会議メモから起こした全社会の資料の 1 枚(Narrative の作例)。グラフは PowerPoint でも数値のまま直せる

組み合わせをもう少し詳しく

グループウェアの 2 つをどう選ぶかは Microsoft 365 Copilot と Google Workspace の AI はどちらを選ぶ?、会話とタスクの側は Notion・ClickUp・Slack の AI は何ができる? に分けて書きました。資料づくりの道具そのものは AI でパワポを作るサービスのおすすめは? にまとめています。

この記事で比べた製品

PowerPoint・Word・Excel・Teams の中で動く AI。PowerPoint の中で資料の下書きを生成し、会社のテンプレートに沿って組める。

料金
¥4,497(1 人・月、税別、年契約)/ Business アドオンは年払いで月 ¥3,148 相当

向いている

  • PowerPoint をそのまま使える。書き出しの手間が無い
  • 社内の Teams・SharePoint の情報を参照できる

向いていない

  • Microsoft 365 のライセンスに上乗せの費用
  • 仕上がりはテンプレートと使う人の手に左右される

Gmail・ドキュメント・スライドに Gemini が入ったワークスペース。スライドの AI は Business Standard 以上で使える。

料金
Business Starter ¥800 / Standard ¥1,600 / Plus ¥2,500(1 人・月、月契約、税別)

向いている

  • Gmail・ドキュメント・スライドの中で AI が使える
  • 料金に AI が含まれる(Standard 以上)

向いていない

  • Starter ではスライドの AI が使えない
  • 会社のデザインで揃えるにはテンプレートの運用が要る

文書・データベース・会議メモをまとめるワークスペース。AI のフル機能(会議メモ・横断検索)はビジネスプラン以上。

料金
フリー / プラス ¥1,650 / ビジネス ¥3,150(1 人・月)

向いている

  • 文書と会議メモが 1 か所に残る
  • Slack・GitHub などを横断して検索できる(ビジネス)

向いていない

  • プレゼン資料は作れない
  • AI をフルに使うにはビジネスプラン
確認日 2026-09-16出典: Notion 料金プラン

チャットのワークスペース。会話の要約と AI 検索が入り、高度な AI はビジネスプラス以上。

料金
フリー / プロ ¥925 / ビジネスプラス ¥1,920(1 人・月、年払い)

向いている

  • 会話の要約で見逃しが減る
  • 多くの会社で既に入っている

向いていない

  • 資料そのものは作れない
  • AI の高度な機能は上のプラン
確認日 2026-09-16出典: Slack 料金プラン

よくある質問

AI が料金に含まれているのはどれですか?

Google は 2025 年 1 月に、それまでアドオンだった Gemini の AI 機能を Business と Enterprise のエディションに含めました。Slack は「AI 機能はすべての有料プランに組み込まれている」と明記しています(使える機能はプランで変わります)。Notion AI はビジネス以上のプランです。Microsoft 365 Copilot はライセンスへの上乗せ(Copilot チャットは追加費用なし)、ClickUp の Brain AI は別売りです。

プレゼン資料を作れるのはどれですか?

Microsoft 365 Copilot(PowerPoint の中で下書き)と Google Workspace(Google スライドの Gemini)です。Notion・Slack・ClickUp は文書や会話が中心で、スライドは作れません。

最低契約人数はありますか?

5 つとも、最低の契約人数は公開ページに書かれていません。上限の記載はあり、Microsoft 365 の Business の範囲と Google Workspace の Starter・Standard・Plus は最大 300 ユーザーです。

資料をチームで揃えたい場合は?

ワークスペースの AI は「その人の画面で作る」ものなので、配色や書体は使う人に任されます。揃えたいなら、体裁をサーバーが決める資料づくりの道具(Narrative など)を、ワークスペースと組み合わせます。

出典

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この記事を書いた人

Narrative 編集部編集部

Narrative を作っているチームが、実際に AI で資料を作りながら書いています。料金や機能は各社の公開ページを確認日つきで載せ、確かめられない数字は書きません。

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