
AI 画像生成は無料でどこまで作れる?5 つの枠と制限を比べる
この記事の答え無料で作れる枚数を公式に出しているのは Canva だけで、標準またはプレミアムの AI 機能を月 20 回までと書かれています。Adobe Firefly は「1 日あたりの生成回数に上限がある」とだけ、Gemini と ChatGPT は枚数を出していません。Midjourney には現在、ウェブと Discord での無料トライアルがありません。
- 枚数を公式に出しているのは Canva(無料は月 20 回まで)
- Midjourney はウェブと Discord に無料トライアルが無い
- 無料で作った画像の商用利用は、サービスごとに条件が違う
無料の枠は「回数」「クレジット」「非公開」の 3 通り
無料で画像を作れる範囲は、サービスによって数え方そのものが違います。
| 無料で作れる量 | リセット | 無料で使えないもの | |
|---|---|---|---|
| Canva | 標準またはプレミアムの AI 機能を月 20 回まで | 毎月 1 日 0 時(UTC) | 最高品質 AI 機能、Affinity のプレミアム AI 機能 |
| Adobe Firefly | 「1 日あたり限られた回数」(数字は非公開) | 記載なし | 有料の生成クレジット枠(月 2,000〜50,000) |
| Gemini | 枚数の記載なし | 5 時間ごと(週の上限まで) | 上位の画像生成、動画生成 |
| ChatGPT | 枚数の記載なし(上限に達すると通知) | 記載なし | 記載なし |
| Midjourney | ウェブ・Discord に無料トライアルなし | — | — |
Canva だけが枚数を公開している
Canva のヘルプには「Canva(無料版)と Canva プロ Lite は、標準 AI 機能またはプレミアム AI 機能を最大 20 回まで使用できます」と書かれています。上位のプランは、プロ・チームスが最大 200 回、ビジネス・エンタープライズが最大 400 回です。上限に達すると、生成のたびに短い待ち時間が入ります。
Adobe Firefly は「生成クレジット」で数える
Firefly はクレジット制です。無料プランは「Limited」とだけ表示され、FAQ には「無料の利用者は、すべての生成 AI 機能を通じて 1 日あたり限られた回数の生成ができる」と書かれています。回数の数字は公開されていません。有料プランは月 2,000・4,000・10,000・50,000 クレジットのいずれかが付きます。
Midjourney は「無料で試す」入口が限られる
公式のヘルプには「niji · journey アプリでの限定的な試用が可能。Discord と midjourney.com では、現在のところ無料トライアルは提供していない」と書かれています。試したい場合は、有料プランに入るか、アプリの試用を使うことになります。
Gemini と ChatGPT は枚数を出していない
Gemini は「5 時間ごとにリセットされ、週ごとの上限に達するまで」という書き方で、枚数には触れていません。ChatGPT も「ファイルのアップロード、画像生成、音声、データ分析などには個別の利用上限があり、上限に達すると通知する」とだけ書かれています。
つまり、この 2 つは「試してみて、止まったらそこが上限」という使い方になります。毎日決まった枚数を作る予定があるなら、枚数を公開している側(Canva)か、クレジットで数える側(Adobe Firefly の有料プラン)のほうが見積もりを立てられます。
無料で試すときに見る 4 つ
無料で試すときは、枚数そのものより「どう数えるか」と「いつ戻るか」を見ます。仕事の山に合わないと、必要なときに止まります。
- 上限の数え方。回数か、クレジットか、非公開か
- 戻るタイミング。毎月か、5 時間ごとか。仕事の山と合うか
- 商用に使えるか。無料で作ったものを仕事で使う条件は、サービスごとに違う
- 透かしと来歴情報。社外に出す資料なら、印が入るかどうかを確かめる
権利と商用利用の条件は AI で作った画像を資料に使ってよい?、料金を含めた比較は 資料の挿絵に使う AI 画像生成はどれ? にまとめています。
| 製品 | 料金 | 無料枠 | 商用利用 | 権利・補償 | 日本語の指示 |
|---|---|---|---|---|---|
| Adobe Firefly | 無料 / スタンダード ¥1,580 / プロ ¥3,180(1 人・月、税込) | 1 日ごとの回数(毎日リセット) | ベータ版以外は商用で使える | IP 補償は法人の対象プラン | 対応(100 以上の言語) |
| Midjourney | Basic $10 / Standard $30 / Pro $60 / Mega $120(1 人・月) | 無し(定額のみ) | 加入者は作った画像を使える | 年商 100 万ドル超は上位プラン | 会話モードは多言語に対応 |
| Canva | 無料 / プロ ¥11,800 / ビジネス ¥18,800(1 人・年) | AI 20 回 / 月 | 規約を守れば商用に使える | 補償はエンタープライズ | 日本語で指示できる |
| Gemini | 無料 / AI Plus ¥725〜¥1,450 / AI Pro ¥2,900(1 人・月) | 無料でも画像を作れる | 可否の明記は無い | 所有権は主張しないと明記 | 日本語で指示できる |
| ChatGPT | 無料 / Go ¥1,400 / Plus ¥3,000(1 人・月) | 無料版は回数と速度に上限 | アウトプットは利用者のもの | 権利は利用者へ譲渡 | 日本語で指示できる |
数字は 2026 年 9 月 16 日時点のものです。無料の枠は予告なく変わるため、使う前に各社のページで確かめてください。
この記事で比べた製品
アドビの生成 AI。許可を得たコンテンツで学習し、ベータ版以外の機能で作った出力は商用プロジェクトに使えると公式に書かれている。
- 料金
- 無料 / スタンダード ¥1,580 / プロ ¥3,180(1 人・月、税込)
向いている
- 許可を得たコンテンツと権利を持つコンテンツだけで学習したと公式に書いている
- Photoshop や Express など、いま使っているアドビの道具から呼べる
向いていない
- 知的財産の補償は、エンタープライズ版で対象の利用資格を買った場合に限られる
- Gemini や GPT Images などのパートナーモデルの利用は、利用者の責任と明記されている
Midjourney
画像と動画の生成に絞った定額のサービス。無料枠は無く、作った画像は既定で公開され、他の利用者がリミックスできる。
- 料金
- Basic $10 / Standard $30 / Pro $60 / Mega $120(1 人・月)
向いている
- 加入していれば、作った画像を法の認める範囲で自分のものとして使えると規約に書いている
- 下書きモードで案を安く大量に試せる
向いていない
- 無料で試せない
- 既定では作った画像が公開・リミックスされ、非公開にするには Pro 以上のステルスモードが要る
Canva
デザイン全般のツール。プレゼンテーションも AI(マジック生成)で作れ、ブランドキットで配色と書体を配れる。
- 料金
- 無料 / プロ ¥11,800 / ビジネス ¥18,800(1 人・年)
向いている
- 資料以外(SNS・印刷物)も同じ画面で作れる
- ブランドキットで配色と書体を揃えられる
向いていない
- 自由度が高いぶん、人によって仕上がりがばらつく
- AI の回数が月の枠で決まる
Gemini
Google の AI アシスタント。Canvas で文書とスライドを作り、Google ドキュメントへ書き出せる。
- 料金
- 無料 / AI Plus ¥725〜¥1,450 / AI Pro ¥2,900(1 人・月)
向いている
- Canvas で作った文書とスライドを Google ドキュメントへ書き出せる
- Gmail・Google ドキュメントなど、いつもの Google の道具から呼べる
向いていない
- Canvas で直せるのはその場の会話で作った内容に限られる
- 1 つのプロンプトに添えられるファイルは 10 件まで
ChatGPT
OpenAI の AI アシスタント。文書・表・プレゼンを会話から作り、Excel や PowerPoint の中でも使える。
- 料金
- 無料 / Go ¥1,400 / Plus ¥3,000(1 人・月)
向いている
- 文書・表・プレゼンを作れ、既存のファイルに形式を合わせて頼める
- Excel・PowerPoint・Google スプレッドシートの中からも使える
向いていない
- 個人向けプランは月払いのみで、年払いの割引が無い
- スライドの生成は公式にベータ版とされている
よくある質問
無料で何枚作れますか?
Canva は「無料版とプロ Lite は標準 AI 機能またはプレミアム AI 機能を最大 20 回まで」と公開しています。Adobe Firefly の無料は「すべての生成 AI 機能で 1 日あたり限られた回数」とだけ書かれ、数字はありません。Gemini と ChatGPT は枚数を公開していません。
枠はいつ戻りますか?
Canva の無料プランは毎月 1 日の午前 0 時(UTC)にリセットされます。Gemini は 5 時間ごとにリセットされ、週ごとの上限に達するまでと書かれています。Perplexity のように「ローリングで回復し、決まったリセット日は無い」としているところもあります。
Midjourney は無料で試せますか?
公式のヘルプには「niji · journey アプリ(iOS・Android)で限定的な試用ができる。Discord と midjourney.com のサイトでは、現在のところ無料トライアルは提供していない」と書かれています。
無料で作った画像を仕事で使えますか?
サービスごとに条件が違います。Midjourney は年商 100 万ドルを超える企業に属する場合、会社のための商用利用には Pro か Mega のプランが必要と書いています。詳しくは「AI で作った画像を資料に使ってよい?」にまとめています。
無料と有料で画質は変わりますか?
使えるモデルが変わります。Canva は無料と プロ Lite で「最高品質 AI 機能」が使えないと明記しています。Adobe Firefly の有料プランは月 2,000〜50,000 の生成クレジットが付きます。
出典
- Adobe「生成クレジット FAQ」確認日 2026-09-16
- Adobe Firefly FAQ確認日 2026-09-16
- Midjourney「Free Trials」確認日 2026-09-16
- Midjourney「Using Images & Videos Commercially」確認日 2026-09-16
- Canva ヘルプ「AI の利用状況を把握する」確認日 2026-09-16
- Google「Gemini アプリの使用量上限とアップグレード」確認日 2026-09-16
- OpenAI ヘルプ「ChatGPT Free Tier FAQ」確認日 2026-09-16
この記事を書いた人

Narrative を作っているチームが、実際に AI で資料を作りながら書いています。料金や機能は各社の公開ページを確認日つきで載せ、確かめられない数字は書きません。
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